動作から中枢神経系の機能を見極める考え方

【治療介入で必要なこと】

何のために

何を

どのように

誰が

 

どうすれば運動学習が可能なのか(できるようになるのか)

患者の特徴を把握する必要がある

 

練習内容

使用する言語(声掛け)

目標設定

 

【病態を含むその人の癖を把握する】

脳機能の中でも連合野は、生後経験の中で発達するため完成度に違いが生じる

個別性、疾患特性、経過期間 

 

弛緩性麻痺から痙性へは機能乖離が関与

脳は知らないまま、末梢神経の発芽が進み反射ループを形成する

半球間抑制のメカニズムは慢性期でバランスを取れるようになってからより強まる

身体的癖

筋のアライメント

関節の使い方

左右対称的人はいなくその人らしさを表す

 

認知的癖

思考の癖

脳に損傷があると、病的(継続的・強制的)に思考が変化

同じ障害でも、出てくる症状は異なる

 

セラピストの声のかけ方も変化しなければならない

何気ない一言で利用者がその部分に執着してしまう可能性

利用者がどう感じているかを聴取することが重要

 

 

運動学習=神経回路の回復

KRの与え方

感覚障害:ゆっくりとした声掛けで処理する時間を与える

注意障害:さっきとどうですか とクエスチョンを投げかける

 

 

脳のシステム

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【Bが損傷した場合】

ACDで役割を果たそうとする

 

Bの潜在性を促通するのか

ACDで使える範囲を増やしていくのか

新たにEを利用していけるようにするのか

方法により手技が異なってくる

 

触っていつる感覚と触られている感覚

運動‐感覚システムが一致してるか

 

歩行

認知 移動手段 行為 運動 情動

 

下肢の交互運動 → 移動 → 快

快感まで伴わなければ行動を起こそうとは思わない

 

右半球障害

劣位半球:意識下的
感性的・非言語的
 →感覚的・
  思うがままに
物理的な空間性
 →適応的・あるがままに
物理的な時間性
 →流れていく時間

 

触覚性消去現象:両側活動にて麻痺側の感覚低下

左半側空無視

身体失認

病態失認

注意障害

空間認識障害

 

左半球障害

優位半球:意識的
言語的・意味的
 →論理的・客観的
 →分析的
意味的な空間性
 →巧緻性、操作的
意味的な時間性
 →手順、手続き
 →説明的

 

 

失行症(四肢運動失行 観念運動失行)

前頭葉症候群

視床症候群